■2003.5.3(SAT)Cyber TRANCE presents BEST HIT TRANCE CD『velfarre Cyber TRANCE』シリーズ収録曲のみで 一晩を構成する企画“BEST HIT TRANCE”。 プレイされる楽曲だけでなく、ライヴショウや様々な演出を施し、 究極のエンタテインメントを目指すパーティーとして毎月開催される。レジデントDJには、 毎週土曜日のレギュラーREMO-CONと毎週日曜日のレギュラーDRAGONを起用。 第1回目のこの日はリハーサルが押して、19:30にオープン。 ゴールデンウィーク3連休初日ということもあり、普段よりお客さんの入りが早い。 普段であればこの時間帯はわりとまったりとした選曲で後半のビルドアップに備えるところだが、 さすがはスペシャル編、「On The Move」などサイバートランスを彩ってきた名曲がプレイされる。 また、これまでにHP上とヴェルファーレに寄せられた「Sandstorm」や 「Heaven Above」などのリクエスト楽曲もプレイ。 最初はバーサイドでお酒を飲んでいたりしていた人たちもいつもよりアッパーな雰囲気に思わずフロアへ。 そして、21:00にレジデントDJのDRAGONを迎える頃にはすでにフロアは満員。 一度音を止めて1曲目がプレイされると、ヴェルファーレが誇る巨大マルチビジョンに “リクエスト第4位”の文字が踊り、フロアを埋めたクラウドから歓声が。 そう、リクエスト第4位に輝いた新世紀アンセム、グリエラ「Ligaya」。 そのあとも浜崎あゆみ「Trauma (JamX & DeLeon's DuMonde remix)」や懐かしい 「Arms Of Loren 2001 (Ferry Corsten remix)」などこの日ならではの選曲で盛り上げる。 終盤には“リクエスト第3位”に輝いたDJ カオス「Body 2 Body」がプレイされ、 フロアの興奮は最高潮へ。 22:00。この日のスペシャルゲスト1組目、「Warrior」や「If U Want Me」の大ヒットでお馴染みの Warriorが登場。ヴォーカリストであり、オーストラリアのスーパーモデルとして雑誌の表紙や グラビアでも活躍しているイモゲン・ベイリーがスタイル抜群の容姿を強調した セクシーな衣装で観客を魅了。 「Warrior」「If U Want Me」の2曲を熱唱し、エネルギッシュなライヴを披露してくれた。 ライヴの終了とともに、今では見ることのできない『サイバートランス 01』のTV CMがビジョンにオンエアされ、 皆が唖然としている中、DJ REMO-CONが大ヒット「Exhale」をプレイ。 その後も「4 Tribes」「Funky Groove」などハードでエッジの効いた楽曲をプレイし、 22:30過ぎには“リクエスト第2位”のヨージ・ビオメハニカ「Look@The Heaven」をスピン。 これ以上ない盛り上がりとともに、キャノン砲から金銀のテープが発射され、クラウド絶叫。 知っている曲ばかりがオンエアされる喜びと興奮でフロアは興奮のるつぼと化していた。 続いて23:00過ぎ、この日2組目のスペシャルライヴ、日本人ギターリスト、 SCHONによる“Cyber Rock Session”がスタート。 静まったフロアにこれまでのサイバートランスのイベントには無縁のギターの音が響き渡り、 誰もがステージを注視する中、「Technorocker」の聴き慣れたビートが。 ステージに激しいライティングが当たると、所狭しと動き回りながらその卓越した演奏テクニックで ギターを掻き鳴らすSCHONが。 「Our Reservation」「Traced Back」とフロアではすっかりお馴染みの曲に、 絶妙なエフェクトを効かせながら華麗なる速弾きでロッキンなサウンドを重ねるという 前代未聞のパフォーマンスを見せてくれた。 ロック・パフォーマンスに馴染みのないお客さんだったが、呆気にとられながらも トランスとロックの融合に大興奮。これも“BEST HIT TRANCE”ならではの 新たな提案として大成功だった。 その後の約2時間、リクエスト上位を飾るサイバートランスには欠かせない 「Terminator」「Sunshine」「Spread Your Wings」「Moonlight Shadow」などがプレイされ、 盛り上がりが最高潮に達した24:00前には“リクエスト第1位”となった、 全国的に大人気のバルテーズ「Infected」がキャノン砲とともにフロアに投下された。 約1,500名を動員した第1回“BEST HIT TRANCE”は、 鳴りやまないアンコールに応えながら、終了。 一晩を全てCD収録曲で構成するという試みは見事成功。 次回も豪華ゲストを迎えて開催されるということで乞うご期待。
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