22:00
- 23:00 DAVE 202 & PHIL GREEN
続いて、デイヴ 202の登場。テクノDJのようにテンポの早いミックスで矢継ぎ早に曲を繰り出し、非常に新鮮だった。バルテーズ「ON
THE MOVE」、4 クラバーズ「CHILDREN」などのヒット曲を織り交ぜ、スピード感溢れるプレイでクラウドを魅了していた。また、自身がリミックスしたEvery
Little Thing「Someday, Someplace」もプレイするなどフロアのテンションを上げたセットの中盤、彼らの代表曲であり、サイバートランス・アンセムでもある「AT
THE END」をプレイ!フロアは狂喜乱舞し、独特の高揚感あふれるメロディーのブレイクから解き放たれた瞬間、ステージ両脇から金色に輝く紙吹雪がフロアに降り注いで、盛り上がりは前半戦最初のピークに。やはり良い曲は良いと、改めて感じさせてくれるシーンだった。その後も時折、ブースから離れ、ステージ前方から観客を煽るなど、彼の人の良い性格が垣間見れる素晴らしいプレイを見せてくれた。わずか1時間だけだったが楽しい時間を提供してくれた。
DAVE 202
23:00
- 0:00
JOHN ROBINSON
月イチペースで土曜日ヴェルファーレ「サイバートランス」のレジデントをつとめるなど、今や国内トランスDJの中でも屈指の人気を誇るジョン・ロビンソン。両手を拡げ、飛び跳ねる派手なアクションだけでなく、優れたテクニックに裏打ちされたプレイ(スクラッチやフェーダーを上げ下げする得意のパフォーマンス)で観客を魅了。DJ
ガート「GIVE ME SOME MORE」などのヒット曲で煽りまくる彼のプレイで、観客のテンションは最高潮に。
3:15
- 4:30 JOHAN GIELEN (SVENSON & GIELEN) プッシュからバトンタッチしたヨハン・ギーレンは、得意のアップリフティング・チューンを連発し、時折MCを織り交ぜてクラウドを煽るなど、まさにピークタイムにふさわしいプレイを披露。自身のヒット曲である「TWISTED」「L'ESPERANZA」などがプレイされると絶叫ともとれる歓声が巻き起こる。そして、満を持して今回のサイバートランス・テーマソング「THE
BEAUTY OF SILENCE」がプレイされると、フロアは文字通り激震!!!ホール全体が揺れているのではないかと錯覚するような人の波、耳をつんざかんばかりの大歓声、とそのどれをとってもこの日最大の盛り上がり!全ての人が(本当に全員)両手を挙げて恍惚状態になっていた!!そして、この曲の最大の魅力である超ド派手ブレイクから引っ張りまくるロング・ドラムロールのあと、この日2度目となる超大型キャノン砲から銀紙&銀テープがクラウドの頭上に発射!!!サイバートランスの魅力が凝縮された、まさに鳥肌ものの瞬間だった。
JOHAN GIELEN
4:30
- 6:40
FERRY CORSTEN (SYSTEM F) トリを飾るのは、この人以外考えられない、フェリー・コーステン。今日のサイバートランス・ムーヴメントを巻き起こした最重要人物の登場に会場中から大歓声が。当初、75分間のプレイ予定だったが、一向に引く気配をみせない予想以上のお客さんのボルテージに2時間を超えるプレイに変更。それまでヒートアップしまくっていたフロアを飽きさせないように、前半は現在ヨーロッパでヒット中の新曲を中心にプレイするものの、彼独特のスムーズな展開でフロアは人が引くことなく踊り続けていた。そして中盤から後半にさしかかったところで、グリエラ「TENSHI」、AYU「Connected」、システム
F「OUT OF THE BLUE 2002」などを立て続けにプレイすると、フロアは大絶叫!!彼自身も「トリだったということで責任感を感じていた。でも、楽しかった」とプレイ後に語っているように、その大役を見事にこなす素晴らしいプレイを体験させてくれた。何度かのアンコールの後、最後に再び「OUT
OF THE BLUE 2002」をプレイして、フロアが幸福感に満ち溢れ、満面の笑みの中、11時間近くに及んだSTAGE
1が幕を閉じた。