2002.04.13(SAT) avex trance 2002 spring in MESSE
前代未聞! 史上空前の32,876名を動員!!
2002.4.13 (SAT) 幕張メッセ国際展示場

STAGE 1 : velfarre Cyber TRANCE
STAGE 1 : Photo Report

STAGE1 velfarre cyber TRANCE velfarre cyber TRANCEvelfarre cyber TRANCEvelfarre cyber TRANCEvelfarre cyber TRANCE

20:00 - 22:00
velfarre Cyber TRANCE RESIDENT DJs (TETSUYA, DRAGON, MITSUKI, REMO-CON)
velfarre Cyber TRANCE開場予定時間の20時。18時よりフード&ドリンクスペースである6ホールに入場していた全国から集まったトランス・フリークたちがSTAGE 1が行われる7・8ホールへ入るシャッターの前に集結し始め、今か今かと待ちわびて歓声が沸き起こっている。そして、オープン。そこには前代未聞の広さのダンスフロアが!誰もが想像していたもの以上のスケール感溢れるフロアを目の当たりにして、大歓声を上げながら流れ込んできて、アッという間にフロアの半分ほどが埋め尽くされたところへ、MITSUKIがエレファント「R U READY」をプレイ!!大歓声とともにスタートし、MITSUKI & REMO-CONが1枚ずつ交互にプレイするBACK 2 BACKスタイルで、トラウザー・エンスージアスツ「SWEET RELEASE」、エンジェリック「IT'S MY TURN」といったサイバートランス・ヒットチューンをプレイし、飛ばしまくる。続く、TETSUYA & DRAGONもバルテーズ「INFECTED」、バルーン「TECHNOROCKER」、DJ カオス「BODY 2 BODY」、マイクロ・トゥールス「TRIOMPHE DE L'AMOUR」といった超絶ヒットチューンででフロアのテンションをキープし、フェスティヴァルならではの盛り上げっぷりを見せてくれた。
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22:00 - 23:00
DAVE 202 & PHIL GREEN
続いて、デイヴ 202の登場。テクノDJのようにテンポの早いミックスで矢継ぎ早に曲を繰り出し、非常に新鮮だった。バルテーズ「ON THE MOVE」、4 クラバーズ「CHILDREN」などのヒット曲を織り交ぜ、スピード感溢れるプレイでクラウドを魅了していた。また、自身がリミックスしたEvery Little Thing「Someday, Someplace」もプレイするなどフロアのテンションを上げたセットの中盤、彼らの代表曲であり、サイバートランス・アンセムでもある「AT THE END」をプレイ!フロアは狂喜乱舞し、独特の高揚感あふれるメロディーのブレイクから解き放たれた瞬間、ステージ両脇から金色に輝く紙吹雪がフロアに降り注いで、盛り上がりは前半戦最初のピークに。やはり良い曲は良いと、改めて感じさせてくれるシーンだった。その後も時折、ブースから離れ、ステージ前方から観客を煽るなど、彼の人の良い性格が垣間見れる素晴らしいプレイを見せてくれた。わずか1時間だけだったが楽しい時間を提供してくれた。
DAVE 202
DAVE 202

23:00 - 0:00
JOHN ROBINSON
月イチペースで土曜日ヴェルファーレ「サイバートランス」のレジデントをつとめるなど、今や国内トランスDJの中でも屈指の人気を誇るジョン・ロビンソン。両手を拡げ、飛び跳ねる派手なアクションだけでなく、優れたテクニックに裏打ちされたプレイ(スクラッチやフェーダーを上げ下げする得意のパフォーマンス)で観客を魅了。DJ ガート「GIVE ME SOME MORE」などのヒット曲で煽りまくる彼のプレイで、観客のテンションは最高潮に。
JOHN ROBINSON
JOHN ROBINSON

0:00 - 0:45
RANK 1 <LIVE>
来日する際に、ロンドンで機材がロストバゲージにあい、当日急遽揃えた機材でパフォーマンスをすることを余儀なくされたランク 1のピートとベノーだが、そんなことを微塵も感じさせない最高のパフォーマンスを披露してくれた。彼ら最大のヒット曲「AIRWAVE」が中盤にプレイされると、フロアは至福の瞬間を迎え、蒼いライティングがより幻想感を醸し出していた。ラスト2曲は、彼らの最新シングルでこの日も何回もプレイされていた「AWAKENING」と、哀愁ヴォーカルトランスの最高峰「SUCH IS LIFE」。まさにランク 1節全開といったシンセフレーズが広大なフロアを埋め尽くし、超満員のクラウドも両手を拡げ、陶酔しきっていた。ファンのみならず、フロアにいた人全員がランク 1サウンドに酔いしれたはず。
RANK 1
RANK 1

0:45 - 2:00
DJ SHINKAWA
8月にビッグサイトで行われた「avex rave 2001」でも1万人のクラウドをロックしていたDJ SHINKAWAが登場。彼にしかできない腰を直撃するグルーヴ感溢れる、かつ、走りまくったビートが一番後ろのブロックまで満員になったフロアに襲いかかる。中盤、自身のミックスCD『CLUB SHINKAWA 1』に収録されたことで全国ヒットとなったフューチャー・ブリーズ「TEMPLE OF DREAMS」がプレイされると、フロアの両脇から高さ10mはある巨大な円筒状の布が立ち上がり、フロアの雰囲気をさらに昂揚させ、さらにシステム F「DANCE VALLEY THEME 2001」がプレイされた瞬間、フロアはまるで大きな波のようにうねり、地響きのような歓声が!決して大ヒット曲を連発するわけではないにも関わらず、思わず踊り狂ってしまう彼にしか出せないあのグルーヴは、初めて彼のプレイを体験した人にも大きな印象となって残っているハズ。日本を代表するトップDJであることを証明した素晴らしいプレイだった。
DJ SHINKAWA
DJ SHINKAWA

2:00 - 3:15
PUSH
6/5に待望の日本デビューアルバムをリリースするベルギー・トランスシーンの重鎮、プッシュ。今回が2回目の来日となった彼のプレイを心待ちにしていたコアなファンの期待を裏切らない躍動感溢れるパフォーマンスを見せてくれた。そのハイライトは、UK TOP 20ヒットで『velfarre Cyber TRANCE 01』に収録され、いまだに人気の高い「STRANGE WORLD」がプレイされた瞬間。フロア全体がプッシュに合わせて手拍子をして、例えようのない一体感が会場全体を包み込んでいた。5/22発売の『velfarre Cyber TRANCE 03』に収録されるニューシングル「THE LEGACY」などもプレイしながら、ステージ最前方から水をフロアに向けてまき散らすなど、まるでコンサートのような盛り上げ方をしていたのも印象的だった。そんなプレイの最後を飾った曲は、フェリー・コーステンが作曲して話題のAYU「Connected」のプッシュ・リミックス(未発表!)!!!AYUの声が入っているのに聴いたことがない曲に最初はとまどった雰囲気もあったフロアだが、プッシュ得意の徐々にビルドアップするリミックスにテンションも上がりまくり。正規リリースが待ち遠しい印象的な曲だ。続く、同じベルギー出身のヨハンと両手を挙げて観客に応え、日本初プレイを大歓声の中終了した。
PUSH
PUSH

3:15 - 4:30
JOHAN GIELEN (SVENSON & GIELEN)
プッシュからバトンタッチしたヨハン・ギーレンは、得意のアップリフティング・チューンを連発し、時折MCを織り交ぜてクラウドを煽るなど、まさにピークタイムにふさわしいプレイを披露。自身のヒット曲である「TWISTED」「L'ESPERANZA」などがプレイされると絶叫ともとれる歓声が巻き起こる。そして、満を持して今回のサイバートランス・テーマソング「THE BEAUTY OF SILENCE」がプレイされると、フロアは文字通り激震!!!ホール全体が揺れているのではないかと錯覚するような人の波、耳をつんざかんばかりの大歓声、とそのどれをとってもこの日最大の盛り上がり!全ての人が(本当に全員)両手を挙げて恍惚状態になっていた!!そして、この曲の最大の魅力である超ド派手ブレイクから引っ張りまくるロング・ドラムロールのあと、この日2度目となる超大型キャノン砲から銀紙&銀テープがクラウドの頭上に発射!!!サイバートランスの魅力が凝縮された、まさに鳥肌ものの瞬間だった。
JOHAN GIELEN
JOHAN GIELEN

4:30 - 6:40
FERRY CORSTEN (SYSTEM F)
トリを飾るのは、この人以外考えられない、フェリー・コーステン。今日のサイバートランス・ムーヴメントを巻き起こした最重要人物の登場に会場中から大歓声が。当初、75分間のプレイ予定だったが、一向に引く気配をみせない予想以上のお客さんのボルテージに2時間を超えるプレイに変更。それまでヒートアップしまくっていたフロアを飽きさせないように、前半は現在ヨーロッパでヒット中の新曲を中心にプレイするものの、彼独特のスムーズな展開でフロアは人が引くことなく踊り続けていた。そして中盤から後半にさしかかったところで、グリエラ「TENSHI」、AYU「Connected」、システム F「OUT OF THE BLUE 2002」などを立て続けにプレイすると、フロアは大絶叫!!彼自身も「トリだったということで責任感を感じていた。でも、楽しかった」とプレイ後に語っているように、その大役を見事にこなす素晴らしいプレイを体験させてくれた。何度かのアンコールの後、最後に再び「OUT OF THE BLUE 2002」をプレイして、フロアが幸福感に満ち溢れ、満面の笑みの中、11時間近くに及んだSTAGE 1が幕を閉じた。
FERRY CORSTEN (SYSTEM F)
FERRY CORSTEN
(SYSTEM F)

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